コネタ 発酵を考える よく観察する

デザインを解剖 〜送水口 2

投稿日:2018年4月28日 更新日:

送水口博物館にて、深〜い世界をたっぷり堪能

えーと、このサイトは「だし」と「発酵」がメインなのですが、

先日、送水口の記事を書いたら、だしや発酵よりも面白い!という反響が多く、どうしたもんかと思いながらも、

個人的にもいろいろ気になる対象だったので、我慢できずに、さっそく行ってきました!送水口博物館!!!

今回は、そのレポートです!

(しかし、あまりに面白い話が多すぎて、とても1回の記事で終われる気がしません、何回かに分けてじっくりお伝えしていきたいと思います。)

この送水口博物館、新橋にあります。

送水口博物館

【 開 館 日 】 毎週 木曜日、隔週 土曜日
【開 館 時 間】 14時~19時
【 入 場 料 】 入場無料
【 所 在 地 】 〒105-0004東京都港区新橋2-11-1 地図
村上建物ビル5階

ザ・新橋の一角、こんなところに博物館があるの???

という感じです。しかし、住所はここです。恐る恐る、階段を登っていきます。

おっと、いきなり、階段の踊り場にこんなものが。。。

うん、場所は間違いなさそうだ。いきなりカウンターパンチを食らった気分で、階段を上がります。

次の踊り場にて、、、

おっと、今度は博物館の内部か立体的に表現された展示が!

これから向かうところを予習しておくべきなのだろうか、、、

ここで全部見えちゃったら行く意味があるのだろうか、、、

その展示の隣には「港区省エネ推奨モデル事業所」の認定証。

確かにすでにアナログな雰囲気満載なので、CO2を出している感じもしないので、省エネといえば省エネなのか。。エレベーターも無いし。

さあ、階段を登りましょう

最後の踊り場に現れたのは、イーゼルに乗せられた、手書きの案内。

だ、大丈夫か。。。

もうここまでくれば、迷うはずもないのに、、、

この、「住宅街で主婦が暇に任せて自宅で始めた喫茶店」のような手作り感はなんだろうか。

ここは東京都港区のはずだが、、、

やっぱり怪しそうだから、この段階でやめようという人もいるかもしれない。

しかし、この時、私は、「怪しい」<「送水口への興味」となっており、

進むことにしました。

ジャジャーン!つきました!

5階の屋上に鎮座する、送水口博物館の全景!!

(こ、これが、博物館??)

むくむくと不安になりますが、もうここまで来てしまった以上、行くしかありません!

すのこで靴を脱いで、こんにちは〜。と行きました。

気さくな館長と、博物館の成り立ちに感銘

みなさん、世界は見た目で判断してはいけません。

つくづく思い知らされた日でした。

また、興味のあることには勇気を出して、一歩踏み出してみる大切さも学びました。

さっそくですが、この方が館長の村上さんです。

とても気さくで、送水口への愛が溢れる素敵な方でした。

そもそも、なんで送水口博物館を作ろうとしたのかお聞きしました。

「実はね、送水口って、昔からの素敵なデザインがあって、

それを追いかけているマニアの方がいらっしゃったんですが、

東日本大震災を契機に、耐震基準を満たしていない古いビルが取り壊されることが多くなってね、

何もしないと、そういう古い送水口はゴミとして捨てられてしまう運命だったんですよ。

でもね、マニアの方から、それでは忍びないから、村上さんなんとかしてくれないかという相談を受けましてね、

もともとうちは送水口のメーカーでしたから、その立場を活かして、旧ブリジストン本社ビルの解体の話があった時に

そのビルのオーナーさんに掛け合って、送水口を譲ってもらうことができたんですよ。

でね、その方に、何に使うの?って聞かれたから、博物館にします!って言っちゃったもんだからさ、

もうやるしかなくて、自分の会社のビルの屋上に手作りで作ったということなんですよ。」

ということなのでした。

なるほど、この博物館はマニアの熱意とそれに応えたメーカーの社長さんのシンパシーによって出来上がっていたのですね!!

あ、やがて、気がつくと、社長も立派な送水口マニアになっていたそうですが。(笑)

今日は、たまたま本家送水口のマニアの方もいらっしゃっていて、館長以上に詳しいお話を親切に教えて頂けました。

随分親切に教えてくださるので、説明が終わるまで、ずっとこの博物館のスタッフの方だと思っていました。

しかし、普段はまったく違う仕事をしているそうで、村上さんが解体現場から送水口を救い出す手伝いを有給休暇を使ってまで行くくらいな本格派。

私の先日の記事も話の流れでその場で見ていただくことになり、ペーペーの私の分析に赤面状態でした。

しかし、普段、触れ合うことのない世界の方と同じ興味のことで話をできるのって、楽しいですね。

一歩進んでみるのもいいもんです。

そんなこんなで、今回、博物館の内容に関して、全く書けないまま随分と書いてしまいましたので

また日を改めて、送水口の面白さに関して、お伝えしていきたいと思います。

ものすごく面白い世界です!!

乞うご期待!

(下記は入館記念に頂いた歴代入場者数の番号が書かれたコースターと

2周年記念で作ったコースターを無料でいただきました。)

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だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

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