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よく観察する

巻き戻し考

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巻き戻しっていう言葉、使われなくなりましたね。

そもそもテープ時代の言い方ですが、「巻き戻し」は「早戻し」と言い換えられるようになりました。言葉は生き物ですから、時代や環境でどんどん変わっていきますね。まあ、私は子供の頃から巻き戻しという言葉が染み付いてしまっているので、ついつい巻き戻しと言ってしまいがちですが。

ちなみに、アイコンとしての早戻しはどうでしょう。

これは変わっていません。

おそらく、その動作をすることによって得られる結果と行為が変わっていないのと、それを表す造形としてちゃんと表現が完成されているので、変える必要が無かったんだと思います。

しかし最近、15秒送り、15秒戻しがアプリの中で現れるようになりました。

なるほど、これは、巻いてるようにも見えるので、巻き戻しワールドの再来か?と早とちりしましたが、よく考えれば、データを読み込み時にクルクルまわるステータス表示だったり、そもそも時計だったり、時間の経過を表すのに巻きスタイルは、オーソドックスな方法でしたね。

しかし、なんで左から右にいったり、右回りだと時間が進むってことになったのでしょう。おそらく太陽と地球の時点が関係していて、日時計はまさに右回りになります。ただし、南半球では逆に回ります。もしも文明が南半球から開花していたら、今頃は左回りが時計回りだったかもしれません。そんなさまざまな積み重ねがいま、手の中のアプリの表現に引き継がれていたりして、なんだか面白いなあと思うのです。

ブラタモリでタモリが昔の道の痕跡をいまの道に見つけるのと同じように、新しいものにも過去から受け継がれたエッセンスというのが残るんですね。

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