だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

だしについて

しいたけ出汁をひとさじ、3D出汁へ

投稿日:

今日は、しいたけ出汁が加わったときの出汁のイメージを図解してみようと思います。どういうことか、まあまあ、さっそくはじめて見ましょう。

まずは、塩を点と仮定したとします。

ここに醤油や味噌といった調味料を加えると、線になります。

さらに、かつお節など動物系(イノシン酸)の出汁を加えると面になります。

さらに昆布(グルタミン酸)を加えると、1+1が2以上に美味しさの面が広くなります。(うまみの相乗効果)

そして、干し椎茸(グアニル酸)を加えると、うまみに奥行きが増して3Dになります。

あくまで個人の感想ですが、干し椎茸のうまみってこんな感じがします。

干し椎茸だけ単品の出汁だと、ちょっとうまくいかない感じがするんですが、他の出汁と合わさるとすごい発揮する、ドリフでいうところの仲本工事的存在というか、そんな感じがします。で、この干し椎茸出汁、ほんとにちょっと加えるだけで良いんです。あんまり沢山加えると、すごく椎茸が勝ってしまって強くなりすぎるんです。だから、出番は控えめに、でも、居ると居ないとでは大違い。という感じで使ってあげると、お料理の腕前が一段アップします。なにか出汁が物足りない、薄っぺらいと思ったときにちょっと試してみてくださいね。(おいしさの奥行きは脂分のコクや味醂の甘みを加えることでも増しますが、いきなりパンチが出てきますので、まずは自然な出汁素材でベースを整えてからと加えていくと良いのではと思います)

図解では塩から始まりましたが、実際の料理の味付けの順序は塩や醤油の塩分は最後にしてくださいね。

p.s.

ドリフの例えを続けると、かつお節は志村けん、昆布は加藤茶、醤油味噌はいかりや長介、脂分や味醂が高木ブーだと思います。(笑) なんとなく素材のキャラの立ち位置分かりますかね。って若い人には分からないか!

-だしについて

執筆者:

関連記事

【10/19イベント開催】醤油蔵でポン酢を作ろう

お知らせです。 だしと発酵、暮らしとデザインでは、イベントを不定期で行なっております。 SNSでは告知していますが、 醤油蔵に行って、みんなでその場でカボスを絞って、出来立ての醤油とあわせてポン酢を作 …

マイタケ発酵出汁のススメ

今日は正統派、「だしと発酵」の記事です。   突然ですが、みなさん、生のマイタケをつかって茶碗蒸しを作ると、卵が固まらないという現象をご存知でしょうか。 これは、マイタケが出す酵素がタンパク …

【三河みりん】ホンモノはここにある

  先日、だしソムリエのツアーで、愛知県の碧南市という所に、みりんと白しょうゆの醸造所に見学に行きました。 今日はそのときのみりんのレポートをしますね。   みりん、和食にはかかせ …

【検証】水の硬度による出汁の出方の違い 〜こんぶ〜

今回は、水の硬度の違いによって、おなじ素材で出汁の出方がどう変わるかの実験をしてみたいと思います。 用意したのは、4種類のお水。 硬度の低い順に ●鹿児島の温泉水 ●南アルプスの天然水 ●エビアン ● …

めんつゆバカ一代 5

そういえば、鰹節と昆布だけの一番基本のめんつゆを作っていませんでした。 いかんいかん。 基本がなくては応用もない。 今日は気を新たに、めんつゆを作ります。 ということで、材料です。 利尻昆布15g …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2026年9月
月 火 水 木 金 土 日
« 1月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930