だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

心地よいモノ 暮らしのTIPS だしについて 丁寧に暮らす

だしを濾す方法は何が良い? 2

投稿日:

みさなん、出汁取ってますか?

最近すっかり暑くなってきて、なかなか台所に立っているのも大変になってきました。

おだしを濾す作業も、楽しいのですが、手間といえば手間。そんなときに、今回は、ご家庭のデイリーな使い道のときに便利な濾し方をお伝えいたします。

ざるを二重に使うべし!

さあ、もう答えが出ていますが、そうなんです。ざるを二重にするだけで終了です。普通はキッチンペーパーやさらし布などをざるの上にのせて濾す作業をするのですが、実はご家庭で普段使いするようなお出汁の場合でしたら、実はざるを二重に重ねるだけでも全然いけてしまいます!

なんか、急にハードル下がった気がしませんか?

もちろん、ちゃんと濾したものに比べたら、細かい削り節の粉などはスルーしてお出汁にはいっちゃいますよ。でもね、そもそもお味噌汁とかですと解いたお味噌のカスだって下に沈んでいるわけですし、そもそも削り節そのものに栄養が満点なのだから、なんならむしろ食べちゃったほうが良いわけでして、あんまり難しく考える必要はないんです。 Odashi into the Sky! Take it Easy!

ということで、こんな感じで二重に用意をしますです。

そしてですね、お鍋に鰹節などをいれてお出汁を抽出しまして

ざざーっと入れてしまえば良いわけなんです。

これはですね、煮干しでも昆布でもなんでも大丈夫です。

ワイルドに入れたお出汁は、力強い美味しさが広がります。お出汁はその人の鏡です。丁寧に入れれば洗練されたお出汁に。ざざーっとやればそういうお出汁に。でもどっちもアリ。雑味も旨味。どういう方向のお料理をするかということで方法が決まってくるんです。

 

あ、ちなみに、洗練したお出汁をとりたい方には下記がおすすめです

https://shop.in-the-life.net/

本サイト初めてのオンラインショップです。

削りたての3種類の節を1回分ごとにフレッシュパック。受注生産だからいつでも美味しい。使いたいときに使う分だけ新鮮なお出汁を取れる。いまならさらし布プレゼント中です!

(ザルでざっくりやりましょうとお伝えしておきながら、真逆のおすすめですが、洗練したお出汁の際には絶対役に立ちます)

 

さあ、あなたもおだしライフ、始めませんか?

 

ていねいな暮らしは、そんなに難しくない。そして、毎日続けようと思うから続けられない!という筆者の気持ちをそのまま商品にしていますので、ときどきやってみよう!というときにちょうど良いものになっています。

最後は宣伝になってしまいました。。失礼しました。

-心地よいモノ, 暮らしのTIPS, だしについて, 丁寧に暮らす

執筆者:

関連記事

めんつゆバカ一代 5

そういえば、鰹節と昆布だけの一番基本のめんつゆを作っていませんでした。 いかんいかん。 基本がなくては応用もない。 今日は気を新たに、めんつゆを作ります。 ということで、材料です。 利尻昆布15g …

【作り手物語】うつぼ節 〜泉源〜

新しい連載シリーズをスタートします。題して【作り手物語】。全国で良質な食品や素材を作っている生産者に取材をして、その誕生秘話から想いや情熱まで、「だしと発酵、暮らしとデザイン」が掘り下げて取材していく …

ぬか漬けDays 〜メロン

久しぶりに糠漬けトーク。 久しぶりとは言っても、毎朝晩世話は欠かさず、コネコネしていていまして、生活リズムの一部になっています。 胡瓜だのカブだの大根だのといったよくある野菜はしょっちゅう漬けているの …

【作り手物語】サメ節 〜田向商店〜

第三回目は、日本で唯一鮫の肉を使ってサメ節を作っている、田向商店の田向さんにお話を伺いました。一般的には食用において鮫といえばフカヒレのイメージくらいしかなく、そもそも鮫肉のことすら知りません。そんな …

日本の発酵茶を楽しむ

日本のお茶といえば緑茶ですが、ある一部の地域では後発酵茶というジャンルのお茶が生産されています。いわゆるプーアル茶に近いお茶で「黒茶」といわれている類のものになります。菌による発酵がされているお茶なの …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2024年7月
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031