だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

発酵を考える 丁寧に暮らす

ぬか漬けDays 〜ごぼう

投稿日:

ひさしぶりに、ぬか漬け記事です。

秋になり、旬の野菜は芋や栗キノコなど、あんまりぬか漬けに向かなそうな野菜が多くなりました。我が家でも、毎日の手入れは欠かさないものの、春〜夏の頃に比べると、ぬか漬け作りはやや落ち着いています。

とはいえ、ある程度定期的に野菜を漬けてあげて、糠の状態を保ってあげたいところではあるので、週2〜3回くらい思い思いの野菜を漬けています。とはいえ、よくある野菜なので記事化するほどでもなく、更新は怠っていました。

 

と、前置きが長くなりましたが、今回は旬の走りのゴボウ、行ってみたいと思います。

 

まずは泥をキレイに水洗いして、包丁の裏側で皮を削りました。

皮はあまり削りすぎると旨味が逃げてしまうらしいので、ほどよく回りが残ったくらいにしました。いつもこの時、どこまでが泥でどこまでが皮なのか悩み、ちょっと削りすぎちゃうところがあります。

ぬか漬けなら、生でもイケるらしいのですが、なんとなくガリガリになるんだろうなあと予想されますので、軽く湯がいてあげます。あまり長いこと茹でると旨味も逃げてしまいますので、半生くらいなところで上げてあげました。

さあ、寝床へどうぞ。

ゴボウはある程度時間かかりそうなので、2日ほど漬けておきました。

2日後、取り出します。

漬ける前よりも、折り曲げたときのフンニャリ感が増して、柔らかくなっている感じ。

これは期待できそう

いただきまーす。

 

コリコリ。

 

 

おー。美味しいねー。ゴボウならではの香りと、糠の酸味が相まって、他の漬け物に飽きた時の箸休めに良いかもね。食感も楽しいですので、煮物やきんぴらとも違った味わいが楽しめそうです。漬け物盛り合わせの1品としては良いかもです。(裏を返せば、これだけが漬け物として食卓にならんでいたら、ちょっと。。という感じかもしれませんが)

 

次は何を漬けようかな。

 

 

続く。

 

-発酵を考える, 丁寧に暮らす

執筆者:

関連記事

だしを濾す方法は何が良い? 2

みさなん、出汁取ってますか? 最近すっかり暑くなってきて、なかなか台所に立っているのも大変になってきました。 おだしを濾す作業も、楽しいのですが、手間といえば手間。そんなときに、今回は、ご家庭のデイリ …

菌のイメージ

人に良いものは発酵、悪いものは腐敗。

発酵とはなんでしょう 漠然と、ヨーグルトだの納豆だのキムチだのと思い浮かべると思いますが、 実は、発酵も腐敗もメカニズムは同じです。 違いは人間にとって有益なものか、そうでないか。 だから、お風呂の赤 …

築地市場フィナーレ

2018年10月6日(土) 築地市場は最終日を迎えました。 今日はその風景をレポートします。   朝6時。築地市場正門。前日の雨とは打って変わって、天気が回復しました。せわしなくトラックが行 …

【ヒゲと芯】とうもろこしご飯を炊こう!

とうもろこしが美味しい季節になりました。 つい最近までヤングコーンが売られていたと思ったのに、早いものですね。 さて、そんなとうもろこしの旬の季節におすすめのご飯をご紹介。 簡単で美味しいので是非やっ …

【コラム】そこにお金を払うことは、将来自分たちがうまいものを食べるためでもある

今日は、ふたたび、かつお節のタイコウさんのお話。   ホンモノとニセモノ、あるいは、ホンモノらしく見えるニセモノ。 一般消費者にはよくわかりませんね。 もともと消費者は「損」をしたくありませ …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2025年12月
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031