だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

おすすめレシピ だしについて

【美味しいよ!】昆布嫌い撲滅計画 〜その4

投稿日:

昆布が嫌いな人でも、美味しく昆布を食べられるアイデアを考えるレシピシリーズ第四弾。

今回は、身近にあるポップな食材を昆布とマリアージュして子供から大人まで、誰いでも食べやすい路線を探ってみようと思います。

題して、

 

「コーンブ」

 

です。

え、えーと、つまりですね、コーンと昆布をあわせまして、コーンブです。

のっけからダジャレでした。。。

 

しかし、気にせず行きましょう!

 

レシピです。

●コーン缶:1〜2缶

●スパム:1/2缶(好きなら1缶行ってください)

●切り昆布:気が済むまでいくらでも

 

以下、調味料等

●ニンニク:2カケ

●オリーブ油:大さじ2

●日本酒:大さじ2

●本みりん:大さじ2

●醤油:大さじ1

●砂糖:大さじ1

 

では、調理開始!

まずは、フライパンにオリーブ油とニンニクを投入して、油にニンニクの香りを移します。

ニンニクが程よく炒まったところで、戻しして刻んでおいた昆布を投入。

(今回は、竿前昆布長いの一本と、出汁ガラの真昆布10gを刻んで用意しました)

しばらく炒めた後、日本酒を加えて蒸し焼きに。こうすると、切れ目から昆布のヌメリが出てきて一気にしんなりしてきます。

しかし、昆布の難点は、どれくらいまで火を入れたら完成なのか、見た目ではよくわからないところ。

ときどきつまみ食いして、納得できる食感になっていればOKです。

コーンを加えます。(今回は缶詰が小さかったので2缶行っときました)

そして、スパムを短冊切りにしたものも加えて、さらに焼きを入れていきます。

全体的に火が通った感じになったら、味付けです。

今回は和食の基本、醤油、みりん、砂糖です。

最終段階は、手際よく一気に強火で炒めてフィニッシュに向かいました。

じゃじゃーん。完成!

「コーンブ」です!

 

うまそうだー。

いただっまーす。

 

もぐもぐもぐもぐ。

おいしい〜〜〜これは全くと行って良いほど、昆布独特の臭さがありません!

子供でも美味しく食べてもらえること間違いなし!

 

今回は、スパムを入れるという反則技も繰り広げましたので、美味しい要因がコーンだけではありませんが、それでも昆布とコーンのセット感はかなりの高得点です。

スパムが入ったことでちょっと沖縄料理っぽい感じにもなりました。

おもわず泡盛が飲みたくなります。

健康に良いんだか悪いんだかよくわからない料理ですが、

少なくとも昆布嫌いを撲滅するためのエントリー料理としては、なかなか良いのではないでしょうか。

 

みなさんも、ぜひ。「コーンブ」作ってみてくださいね。

 

つづく

-おすすめレシピ, だしについて

執筆者:

関連記事

切れていない昆布を買ったときの、出汁のとりかた

そもそも、昆布なんて普段買わない!という人が大半だとは思いますが、 まあそれは聞かなかったことにして、 今日は、切れていない長い昆布を買ったときの出汁の取り方をご紹介します。   出汁を極め …

【白い誘惑】つい加速してしまう旨味への欲求

うまみ調味料のお話。 味の素を代表とするうまみ調味料は、いわゆる「化学調味料」と言われるもので、いまや表面上は多くの人から嫌悪されている存在。とくに出汁を自分で取っている人に取っては目の敵のような存在 …

かつお節を学んだ1日

日本カツオ学会というのがありまして、東京越中島の海洋大学で集まりがありました。「かつお節の食品的・文化的価値を考える」というテーマで様々な方が登壇してお話してくれるようです。参加無料ということもあり思 …

暮らしのTIPS 〜貝は一度凍らせよう

知っている人にとっては当たり前でも、知らない人にとってはなるほどと思えるようなことをお伝えするミニコーナー。暮らしのTIPSです。 3回目は、3月3日の桃の節句にむけて、貝をおいしくいただく技をご紹介 …

出汁を引こう! 〜発酵宗田節

しばし、記事の更新をご無沙汰していましたが、情熱を失ってしまったわけではなく 単純に本業に忙しくしていました。(まだ忙しいけど、現実逃避) ということで、徒然なる出汁ライフのストックから、記事を書きま …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2024年11月
« 1月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930