前回俵形で鰹節をたっぷり効かせたいなり寿司を作りました。今回は三角形で、雑節をたっぷり効かせたいなり寿司を作りましょう。テーマは関西風。だしも関西だしらしいブレンドです。
用意するもの
●うるめ節 25g
●さば節 25g
●真昆布 20g
●水 1リットル
●薄口醤油 大さじ1
●みりん 大さじ 2
●砂糖 大さじ 1
●塩 少々
●油揚げ 好きなだけ
●酢飯 好きなだけ
まずは昆布にじっくり火を入れて昆布だしをとります。70度で20分くらい。
出汁をとる間に油揚げも準備。
前回足りなかったので今回は15枚用意。
今回は三角いなり寿司を作るので、対角線に切ります。
油揚げは熱湯に入れて余分な油を落とします
昆布だしがとれたら、そこに、うるめ節とさば節を投入。弱火で10分煮出します。
黄金に輝く出汁がとれました。
この出汁でうどん食べたら、きっと美味しい。
湯引きした油揚げを鍋に並べて、出汁を入れて煮込みます
落し蓋をすると全体によく味がまわります。
まずは、みりん、砂糖を入れて煮込み、汁が程よく減ったら、薄口醤油と塩を入れて味をみます。ここからさらに煮詰めるので、少し薄めくらいが良いでしょう
ふっくらと炊き上がりました。
ここまでが前日の夜の作業です。
一晩寝かせることで、油揚げに味が染み、口当たりもしっとりします。
で、翌朝。
酢飯を炊いて、一気に巻き上げます。
(作業に追われて写真撮り忘れちゃいました)
三角タイプはシャリをたくさん詰め込めないので程よく小ぶりに出来上がります。だから、出汁を含んだ油揚げをより口一杯に感じることができます。
お皿に盛り付ければ完成です!
いただきまーす。
あむ。
じゅわーーーー。
おおおお。
小籠包のように口に入れた瞬間に出汁が溢れてきます。これは幸せ!
今回は関西風の出汁にしましたので、甘さ控え目、色も薄めで優しいお味。意外と油揚げの主張も残っているので、さらに追い鰹してもよかったかも。
でも、これはこれで美味しい。
出汁MAXいなり寿司、新しいジャンルが開ける可能性を感じました。
生キャラメルならぬ、生いなり、みたいな。
どうかな?