だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

暮らしのTIPS UMAMI だしについて 丁寧に暮らす

【ヒゲと芯】とうもろこしご飯を炊こう!

投稿日:

とうもろこしが美味しい季節になりました。

つい最近までヤングコーンが売られていたと思ったのに、早いものですね。

さて、そんなとうもろこしの旬の季節におすすめのご飯をご紹介。

簡単で美味しいので是非やってみてくださいね。

ポイントはヒゲと芯ですよ♪

え?捨てちゃう?

もったいない!ヒゲと芯からぎゅーっと良い出汁がでるんです。

これと一緒に炊いてみてください。

とーっても美味しいとうもろこしご飯が出来上がります。

 

用意するもの

●お米:3~4合

●コーン:1本(ヒゲと外皮がちゃんと残っているもの)

●バター:一片

●塩:少々

●酒:大さじ1

では、行きましょう

 

まずは、コーンを皮のままラップで包んでしまいます。

電子レンジで2〜3分温めます。(こうすることで、甘みが凝縮するのと、芯が切りやすくなります)

粗熱がとれたら外皮はむきます。

外皮はここでバイバイ。そして、ヒゲは捨てません。

お茶パックに入れておきましょう。

包丁でコーンをばらします。

もちろん手でキレイにむいていただいても構いません。

そうしましたら、芯も半分に切ります。

炊飯器に規定量の水とコーン、塩をひとつまみ、ヒゲ、芯を入れて炊き上げるのです。

炊飯器ON!(もちろん土鍋でもOK)

じゃじゃーん。炊き上がりました。

とうもろこしのヒゲと芯はここでさようなら。いい出汁を出してくれました。ありがとう。ご飯がとっても香り良く甘くなります。

暖かいうちに、バターと日本酒を入れてよく混ぜて、10分蒸らします。

(蒸らすことで、味が馴染むのと日本酒のアルコールが飛びます)

完成!

簡単ですよね?

良い香りです〜〜。すっごい美味しそう。


バターを入れることでコクが増し、日本酒がお米の香りをひきたてて、塩が甘みをひきたてます。砂糖もなんにもいれていないのに、すっごく甘い。(バターが有塩の場合は、塩は入れなくても大丈夫です)

おかずがいらないくらい美味しくいただけます。

冷めても美味しい。だからお弁当にもベストマッチ!

いままでヒゲと芯を捨てていらした方、もったいないですよー。

とうもろこしの芯は野菜スープの出汁などにも使えます。出汁は鰹節や昆布だけじゃないんです。素材そのものから出る美味しさが本当の出汁の楽しみでもあります。

是非この夏は捨てずにおいしいところ全部まるまるいただきましょう。

 

  

p.s.

塩昆布との相性もバツグンです。

 

-暮らしのTIPS, UMAMI, だしについて, 丁寧に暮らす

執筆者:

関連記事

【作り手物語】阿波の国 一夜だし膳 〜河口 晶〜

作り手物語、第二回目は徳島でだし伝道師として精力的な活動を続けていらっしゃる河口晶さん。煮干しと昆布を水出し用にチューニングして使いやすいだしパックをクラウドファウンディングで商品化しました。煮干しと …

めんつゆをみんなで仕込む会 〜究極のめんつゆをつくろう〜

  だしと発酵、暮らしとデザインが主催するイベントのご案内です。   いままで味わったことのない贅沢な美味しさが口いぱいに押し寄せる、旨味のパラダイズをご自宅で! この夏は、最高級めんつゆで、自宅で食 …

2018年、出汁への愛を語る

大晦日の今日、無事に年越しそばも堪能し、最後まで濃い出汁の一年でした。 せっかくなので、一年を総括してみようと思います。   思えば、出汁なんて、日本人なら誰しも慣れ親しんだ味わいですが、 …

ぬか漬けないDays 〜大きなかぶ

前回キウイのぬか漬けで撃沈しましたので、今回はぬか漬けは自粛。 おおきなカブを手に入れました。 わたしの手も大きいのですが(ドからミくらいまでいきます) ずっしり重くて、片手で持つのがやっとこさ。 L …

出汁無しおでん

以前、豚汁は出汁を使わないで作ったほうが実は美味しくできるという記事を書きましたが、同じく、おでんも具材から出る旨味だけで美味しくできるということだそうですので、これはやってみないといけないと思い、冬 …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2025年11月
« 1月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930