えー、日々、さまざまな発酵チャレンジは続けているのですが、玄米を使ったヨーグルト作り、実は連敗中なので、もう諦めて記事にしようと思います。
まず、我が家は、毎日のご飯は玄米食なのですが、
玄米って、そのまま炊くと毒素があるようで、発芽玄米にしないとその毒素は取れないそうなんです。そこで、水につけて発芽させるわけですが、なかなか温度管理など面倒くさいなと思っていたところ、叔母から、もう使わなくなった発芽玄米機があるということでそれを譲り受けました。
ご覧のような機械なのですが、これがすこぶるいい仕事をしてくれまして、玄米と水を入れてスイッチを入れると発芽に適した温度をキープしてくれます。季節に関係なく一定に保てるというのは良いですね。タイマーをセットしておけば放置なので気楽です。
温度を測ると、30度超の水温です。ぬくぬくの温水プールだね。元気に発芽します。
タイマーが切れると、発芽終了。ザルになっているので、そのまま炊飯器に移して炊きます。ちなみに、玄米を見ると、胚芽のところがプクっと膨れていて発芽っぷりがちょっと可愛いです。これを見るのが私の萌えタイム。
で、この発芽に使った残り水なのですが、いつもドヨーンと黄色く濁っていて、時々泡立って、ドロっとしていて、怪しい香りを出していたので、通常の人間の感覚からすると、若干腐ってるんじゃないの?くらいな感じなので、どんどん捨てていました。しかし、玄米ってそもそも皮の周りにはたくさんの乳酸菌がついているんですよね、もしかしたら、この液体は腐っているじゃなくて、いい感じに発酵しているんじゃないかと思ったわけです。
ということで、飲んでみました。
ゴクリ。
ほほう。酸っぱい。
なんというか、ヨーグルトのホエー(透明な液体部分)みたいな感じです。うむり、まぎれもない乳酸菌の味。糠っぽい独特の香りが気にはなるものの、これは捨てなくてもいい液体かもしれません。乳製品を入れて適正な温度で培養をしてあげれば、ヨーグルトが出来るに違いありません。
ということで、やります。
なんとなく、植物性の乳製品の方が相性が良さそうな気がするので、豆乳。
発芽玄米汁(右)1に豆乳(左)3の割合で入れました。(この割合に根拠なし。。)
ヨーグルトメーカーに移して、43℃で8時間ほどセット。(温度と時間も根拠なし。)
どうなるかな。。
8時間後・・・
うわわあわわわ。。。。∑(゚Д゚)
なんか水分が分離して上の方はガンガン発泡していて、はげしく怪しい感じになってるー。ぐえー。(;ω;)
これはキモチワルくて、とても食べる気が起きない。。(常人なら)
どうもですね、乳酸菌以上に酵母が働いてしまったようで、アルコール発酵を始めてしまったものと思われます。だから、どんどん気泡が出てご覧のありさまに。
確かに、仕込む前に玄米汁を振ったら、妙に泡立ちが良いので怪しいとは思っていたのですが、ここまで活性化するとは思っていませんでした。
ああ、しかしグロい。失敗か。(実はこの失敗が続いています)
とはいえ、捨てるのはもったいない。。。ひとまずお皿に入れてみよう。
うーん。お皿に移したところで気味悪さは変わらないね、、、
恐る恐る一口。
玄米独特の香りと豆乳の香り、それらが混ざり合いながら、妙に酸っぱい。。。
まあ、幸いなことに腐敗はしていなそうで、食べられなくはない。(気がする)
けれど、積極的に食べたいとも思えない微妙な味。
うーん。どうしたものか、
じゃあ、ザルで漉して、液体と固形を分けてみれば多少違うかしら
う、うーん。。潰された豆腐のような。。。
味わいも口当たりも相変わらずの微妙だし。体に良いのか悪いのかも分からん。
家族からは見向きもされません。
きっと酵母がいけないんだろう。そうに違いない。乳酸菌だけが元気になれれば、きっと上手くいくはず。どうすればいいのか。
ということで、今回は失敗も記事にすることにしました。
玄米は日々炊いているので、発芽汁には困りません。分量とか時間とか温度とか、いろいろ変えなが、成功へ向けて探求して行きたいと思います。
完成までにお腹壊さないといいけど、、、
続く