そういえば、鰹節と昆布だけの一番基本のめんつゆを作っていませんでした。
いかんいかん。
基本がなくては応用もない。
今日は気を新たに、めんつゆを作ります。
ということで、材料です。
利尻昆布15g
鰹本枯れ節15g
で行ってみます。
(鰹節は随分削って、もう端っこになっちゃぃしたが)
まずは水出ししておいた昆布を火にかけます。
利尻昆布はあまり色が付かず、ぬめりも少なく、上品な味わいがします。上品な鰹節の土台にはベストな昆布と思っています。
ちなみに、出汁ガラは固いので、佃煮にするときは、お酢を加えて煮ると柔らかくなります。
60度で20分したら、昆布を取り出し、一煮立ち。
火を止めたら、一気に鰹節を削ります。
85〜90度くらいの温度を見計らって、削りたてを入れます。
入れたては表面を漂っていますが、何回か優しくかき回して、2、3分すると下に沈みます。
こうなれば終了、出汁は出ています。
さらしで濾して
完成!
シンプルにして、最高の一番出汁かな
ここで一工夫。
冷ます際に、ジップロックに入れて氷水で一気に冷やします。
これは僕のオリジナルですが、こうすることで、一番出汁の香りを逃さず閉じ込めます。
かえしと合わせてよく冷やせば、基本のめんつゆの完成です。
いただきまーす
今回はちゃんと素麺にしました。
ズルズルー。
おー。おいしい!
なんか、いろいろ混ぜて悪あがきしなくても、鰹節はハズレ無しの美味しさだねー。
以前煮干しだけのめんつゆの際に、もう少しと言っていた奥さんも、今回は今日は美味しいねー。と言ってくれました。
出汁としては今回もシングルモルトなんだけど、やっぱりそこは鰹の本枯れ節の実力だなぁ。
なんだかんだ鰹節って素晴らしい出汁素材。そんなことを再認識させてくれるめんつゆでした。