だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

発酵を考える

ぬか漬けDays 〜ピーマン

投稿日:

暑い日が続きますね。

ぬか床は、キッチンの片隅に置いているのですが、さすがに30度を超えると、過剰発酵が心配になり、朝出かける前に冷凍庫からアイスノンを取り出して、ぬか床の蓋の上において上からタオルをかけるようにしました。基本的に毎朝毎晩ちゃんとお世話をしてあげれば、冷蔵庫に入れなくても大丈夫。そもそも、冷蔵庫に入れたくても、うちのぬか床は大量なのでとても入らないので必然的にそうなります。

 

さて、今日はピーマンが安かったので沢山買ってきました。この時期のピーマン美味しいですね。肉厚で甘みもあってこれぞピーマンという力強さを感じます。今日はピーマンを漬けてみることにします。

ネットで調べると、けっこう美味しいという感想をもっている人が多いようです。さて、どうかな。

まずは、半分にカットして、中の種を取り除き、よく洗ったのちに水気を拭き取ります。粗塩で揉み込んだりしてもよいですが、毎日ぬか床のぬかをひとつまみペロリとなめてみて、塩分濃度を確かめていて、ちょっと塩がきつければ、塩揉みはせずにそのまま投入します。

毎日ぬかをひとつまみ食べていますと、これが毎日味が微妙に違うので面白いのです。味が行ったり来たりはしないですが、季節の移り変わりにあわせて発酵の度合いが変わっていくようで、いまはパルメザンチーズのような味になっています。

ということで、マイラブリーぬか床に投入です!

先日、Yさんから山椒の実もいただき、ぬか床にほんのりアクセントを加えてくれています。

 

さあ、半日漬けました。

じゃじゃーん。完成。

しんなりして、鮮やかなグリーンがちょっと黄ばんだようないわゆる漬かった感じです。

さて、お味はどうかな。

いただきまーす。

 

シャクシャク。シャクシャク。

 

ほほう。

えーとですね。美味しいのは美味しいです。ただ、なんとなく予想の範囲内といいますか、そこまで感動は無いかなあ。好きな人は好きかもしれないけど、あえて新鮮なピーマンをこうするほどの必然性はないかも。だったら、生でサラダで食べた方が僕は好きかも。違う季節に漬けたらまた印象は違うのかな。

糠漬け、ちょっと実験みたいで面白い。体験してはじめてわかることが多くて頭で考えていても目の前の食材が思うようになってくれたりくれなかったり。事件は現場で起きているんだなあ、現場って楽しいなあと思う毎日なのでした。

 

つづく。

-発酵を考える

執筆者:

関連記事

スイカの皮の漬物は三五八漬で決まり

さて、スイカネタも3回目となりました。 もう名残の季節となってしまいましたが、スイカをいただいた後には皮も食べちゃおう!ということで、先日はぬか漬けに挑戦しました。 ぬか漬けは、まあ食べられなくはない …

醤油を見極める

今日は、渋谷のヒカリエで行われていた「良い食品博覧会」の食の語り部のチョーコー醤油さんの講座に参加してきました。 醤油の原料である大豆に関してのお話をメインに興味深い話を聞きました! 醤油の原料といえ …

生きるってことは、つまり、臭いってことだ

今日はにおいの話。 とかく清潔で秩序ある世界を求めて行く現代社会みたいなムツカシイことを考えると、どうもくさいにおいというのは嫌われていく方向にあって、なるべく蓋をするべきもの、なるべく無臭になるべき …

ぬか漬けDays 〜赤かぶ

赤カブの季節になりました。 いやー、赤かぶ、私大好きなんです。 かぶにかぎらず野菜なのに赤だったり紫だったりするものって、なんだか栄養がありそうな気がして、見かけるとついつい買ってしまいます。 彩りも …

おからでお味噌作り♪

おからを使ってお味噌を仕込む。 なるほど、世の中にはいろいろなことを考える人がいるものだ。   今回は、だしソムリエ仲間であり、豆腐マイスター、みそソムリエ、野菜ソムリエ、おから再活プロデューサー、世 …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2023年2月
« 12月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728