さて、前回プチトマトで甘みと旨みが凝縮しておいしくなった経験を踏まえ、今日はトウモロコシを漬けてみようと思います。
程よく水分が抜ければきっと美味しさアップのはず。
事前にネットで調べると、トウモロコシのぬか漬けは人によって賛否両論のよう。やはり、自分の舌で判断するのが良さそう。
今回はお試しなので、ラップにくるんで電子レンジでチンしたものと、生のままのを2種類漬けてみることにします。
いざ、投入。
毎度変わり種を入れるたびに、ぬか床らしからぬかビジュアルに新鮮さを覚えます。
待つこと半日。
できあがりました。
左がレンチンしたほう。右が生。
見た目は左のほうが色が濃く、美味しそう。
お味はいかに。
まずはレンチンのほう。
いただきます。
もぐもぐ。
んーー。
微妙。
火が通っているせいか、糠の塩の浸透が良すぎたみたいで、トウモロコシらしからぬ塩辛さ。そして、甘みも押され気味。食感もふにゃふにゃしていて、トウモロコシのシャキシャキ感がありません。
なるほどぉ、、こうなっちゃうんだ。
こりゃあ、評価が悪いわけだ。。
次、気を取り直して、生のほう、行ってみましょう。
いただきまーす。
もぐもぐ。
お!
おいしい!
さっきと全然ちがう!
シャキシャキしているのに、甘さもしっかりあって、それほどぬかに浸透されすぎていないこのバランスが絶妙。
まるで、高級なあまーいトウモロコシを食べているようです。安物のトウモロコシのランクが二つくらい上がった感じがしました。
これは、もしかしたら、漬ける時間が非常に大事なのかもしれません。レンチンのほうも、もしかしたら、もっと早く上げていれば、全然違ったかもしれません。
今回、生が絶妙においしかったのは、漬ける時間が程よかったんだと思います。
こりゃあ賛否が分かれるのも無理がない。
かなり技術を要する食材なんだと思いました。
面白かった。またやろう。