だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

発酵を考える 丁寧に暮らす

ぬか漬けDays 〜ズッキーニ

投稿日:

野菜が美味しい季節になりました。

このあいだの冬は随分と野菜も値上がりして大変でしたが、もう、いまは値段も平年に戻りましたね。よかったよかった。

 

さて、今日は旬のズッキーニを漬けてみます。

 

ズッキーニ、いつ頃から日本に定着しましたっけ。なんだか舶来なネーミングですし、子供の頃には食卓に並んでいた記憶は無いのですが、高校生くらいの時から少しづつ加わってきた気がします。初めて食べたときは、ナスともキュウリともいえない微妙な食感がなんとも気になったものですが、いまは大好きになりました。オリーブオイルでソテーするのが好きです。スーパーでも、今の時期はけっこう安くて立派なズッキーニが買えますね。すっかり日本に定着したみたい。はたして、日本の糠漬けに合うかしら、さっそくやってみましょう。

 

まるまる太ってツヤとハリのあるズッキーニを、水洗いして、布巾でふいたら、軽く塩をしてまな板の上でズリズリします。

今回は半分に切らずに、まるのまま漬けてみようと思います。

いざ、マイ・ラブリー・ぬか床へ。

おいしくなーれ。

丸のままなので24時間つけ込みました。

 

24時間後・・・

 

取り出しました。

萎んだりすることはなく、ハリが残っていました。もちろん、漬かったおかげで曲げるとクネクネするくらいにはなっていました。

色は鮮やかなグリーンのままでしたので、遠目には漬け物と分からないかもしれません。

さっそく、輪切りにして食べましょう。

どれどれ。

 

 

感想

ほほう。。。。

ありかなしか、で言えば、あり、だけれど、、、

そこまで感動も変化もなくて、想定の範囲内かなあ。。。

あえて、旬の新鮮な時期のズッキーニを漬ける必要があるかと言われると、「?」な感じ。

まずくはないんですよ、はい。

でも、他にもっと美味しい料理の仕方がありそう。。。

みたいな感想を持ちました。

 

なかなか、難しいもんですね〜。

でも、半分に切ってから漬けたりするとまた違っていたのかもしれないなあ。

もう一度どこかのタイミングでやってみるかなあ。

 

 

p.s.

我が家のぬか床は常温で保管して、せっせと世話をしているのですが、ここ最近はかなり乳酸菌が元気になっているみたいで、また、産膜酵母と酪酸菌のバランスもうまく働いているようで、酸っぱいだけじゃない、独特のチーズのようなコクのある香りがするようになりました。

これを臭いと取るか、芳しいととるかは、きっと人それぞれ。

でも、我が家だけの味があるってのは、この現代社会で、素敵なことだと思っています。

 

-発酵を考える, 丁寧に暮らす

執筆者:

関連記事

【古今東西発酵食品】ベジマイト

ベジマイト、ご存知ですか? よく罰ゲーム的な食材として出てくるこの食品、輸入食材屋さんなどで見かけることもよくありますが、前情報が悪すぎるので、一瓶買ってマズかったらどうしようという思いがよぎり、いつ …

暮らしのTIPS  〜酸っぱいキウイは追熟させよう〜

新しく記事カテゴリーを立ち上げることにしました。 暮らしに関する、知っているとちょっと嬉しい役立つTIPです。 知っている人にとっては当たり前の内容でも、知らない人にとってはなるほどと思えるようなこと …

ポン酢を仕込む 〜橙バージョン〜

突然ですが、「ポン酢」の語源ってご存知ですか? 実は、オランダ後の「pons」から来ています。なにー?ポンのお酢じゃないのかい〜〜。っと思っちゃいますね。 ponsは、柑橘類のことを意味するようで、江 …

ぬか漬けDays 〜ケール

さて、ぬか漬けコーナーのお時間です。 ご存知のように、私は、目についた野菜を馬鹿の一つ覚えのように糠につける習性がありますが、今回目についたのはケールです。 ケールといえば、「うーん、マズイ!もう一杯 …

ぬか漬けDays 〜ピーマン

暑い日が続きますね。 ぬか床は、キッチンの片隅に置いているのですが、さすがに30度を超えると、過剰発酵が心配になり、朝出かける前に冷凍庫からアイスノンを取り出して、ぬか床の蓋の上において上からタオルを …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2025年12月
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031