だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

発酵を考える 丁寧に暮らす

ぬか漬けDays 〜メロン

投稿日:

久しぶりに糠漬けトーク。

久しぶりとは言っても、毎朝晩世話は欠かさず、コネコネしていていまして、生活リズムの一部になっています。

胡瓜だのカブだの大根だのといったよくある野菜はしょっちゅう漬けているのですが、平凡すぎて記事にならないので、記事にしていませんでした。

さて今日は、この時期しか手に入らない漬物用のメロンです。

今の時期、スーパーに行くと、果物売り場にメロンがたくさん売っています。値段もこなれてきて、まさに旬といった感じですよね。

しかし、あまり知られていないかもしれませんが、野菜売り場に行くと、時々漬物用の小さいメロンが売っていることがあります。

これ、熟れる前の小さいメロンなので、全く甘くありません。大きさは野球ボールくらいな大きさです。

しかも、値段も安く、今日は2つで198円でしたので、即ゲットしました。

まずは、つけ込む前の下準備を始めます

半分にカットすると、もちろんメロンなので、真ん中に種がビッシリ入っています。

種は硬くて食べられないので、スプーンですくい取ります。

外側の皮も硬いので、皮もカットします。

要するに、普通にメロン食べるときと同じ感じに処理すればOKです。

これ、写真だけ見ると、小ぶりな美味しいメロンに見えますが、香りはどちらかというと胡瓜に近いというか青臭いです。不思議な感じ。

いざ、マイ糠床へ!

中に埋めたら、よーくよーく叩いて、空気を抜いて均します。

6時間後、糠床から取り出します。

この時期は気温が温かいのですぐに浸かりますよ。漬かり具合は両手で野菜を曲げてみて硬さがなくなっていればOKです。

冷蔵庫で糠漬けをやっている方なら、半日くらいで漬かるかなと思います。

ジャジャーン。完成です。

ああ、美味しい。早熟の青っぽさを糠の酸味と香りが中和して、白瓜よりも柔らかく、胡瓜とも違う、独特の美味しさがあります。

最近は、ハウス栽培などでいろいろな野菜が一年中買えますが、旬を意識する機会が少なくなりました。しかし、このメロンの漬物はこの時期ならではの味わいです。本当にこのわずかな時期しか出会えないものだと思います。青臭さ、食感、彩、全てが生き生きしています。

こういう旬の美味しさを楽しむ日々に幸せを感じられる生活を大事にしたいなと常々思います。

p.s.

糠漬けのハードルが高い人には、昆布茶を使ってビニールで揉み込むだけでも充分に美味しい浅漬けができます。

去年は浅漬けにして楽しみましたが、かなり良かったです。

もしスーパーで見かけたら、即買いしましょう。後でやっぱり欲しくなっても、1年待たないといけなくなってしまうかもしれませんよ!

-発酵を考える, 丁寧に暮らす

執筆者:

関連記事

ぬか漬けDays 〜ビーツ

【美味しいよ!】昆布嫌い撲滅計画 〜その2

昆布が嫌いな人のために、昆布が美味しく食べられるレシピをご紹介する第二弾。 今回は、カレー粉炒めです。   沖縄料理にクーブイリチーという、切り昆布をさつま揚げや豚肉、野菜と炒めた料理がある …

めんつゆをみんなで仕込む会 〜究極のめんつゆをつくろう〜

  だしと発酵、暮らしとデザインが主催するイベントのご案内です。   いままで味わったことのない贅沢な美味しさが口いぱいに押し寄せる、旨味のパラダイズをご自宅で! この夏は、最高級めんつゆで、自宅で食 …

【コラム】何十年モノのぬか床は本当にいいの?

「何十年も入れ替えずに育ててきたなんとかばあちゃんのぬか床」と聞くと、さも熟成されてマイルドで市販品にはないような深い味わいのぬか漬ができるんだろうなあと思いますよね。はい、もちろん美味しいです。間違 …

【だしとりレポート】一夜だし膳

さて、以前「作り手物語」でご紹介した「阿波の国一夜だし膳」を使って実際にだしを引いて、お料理にしてその味わいを見てみるレポートです。今回は、河口さんからおすすめレシピをいただき、2品作りました。 さあ …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2020年10月
« 9月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031