だしと発酵、暮らしとデザイン

丁寧で本物の日本の次世代の食生活を提案する、ライフスタイルWEBマガジン

だしについて 丁寧に暮らす

自家製めんつゆは2倍濃縮がオススメ!

投稿日:2021年6月11日 更新日:

さあ、だんだんと夏らしい日々がやってきました。そうなると恋しくなるのがめんつゆ!いよいよめんつゆの季節がやってきました!バンザーイ!!

ということで、今年もせっせとめんつゆを仕込みまして、

毎年のように味が良くなって完成度が上がっています。もはや海原雄山が唸るレベルです。

さあ、そんなめんつゆですが、実はあたらしく始めたサービスサイト「ミルスル」の方で有料動画とだし素材の販売もスタートさせましたので、良かったらそちらもみてみてください。

で、今回このブログでお伝えしたかったのは、めんつゆは2倍濃縮で作るべし!っていうこと

え。。。?自家製ならストレートじゃないの?って思いがちですよね!?

でも、いやいや待って待って、断然2倍濃縮がおすすめなんです。

ぜひ下記を読んでそのメリットを感じてみてくださいね!

2倍濃縮をオススメする4つの理由

1.保存性が高まる

まず最大のメリットは保存性です。完全無添加で作る自家製めんつゆは余計なものが入っていないだけあって、痛むのも早いです。だから、ストレートだと冷蔵庫でも2〜3日くらいが限界。せっかく苦労して作ってもあんまり日持ちしないとなると、なかなか作るのが億劫になっちゃいますよね。

その点、2倍濃縮にすると塩分濃度が2倍になるわけなので、腐敗を起こす雑菌の繁殖のスピードを遅くすることができます。なので、一度に大量に仕込んでも、正しく保存をすれば1ヶ月くらいは余裕で日持ちします。つまり、初夏に一度エイヤと作ってしまえば、その夏は自家製めんつゆを堪能することができるということです!

 

2.味変が楽しい

どんなに美味しいめんつゆが出来ても、毎食毎食同じ味だとやっぱり飽きてきちゃいます。でも、2倍濃縮でつくると、例えば水で薄めるかわりに、豆乳で薄めるとか、トマトジュースで薄めるとか、うすめる割り材を変化させることで気軽に味変をすることができ、味のバリエーションを作りやすくなります。これもおすすめするところです!

 

3.省スペース

冷蔵庫はめんつゆだけのものじゃありませんよね。場所の取り合いですから、2倍濃縮ということはすなわち半分のスペースということでもあります。だから、たくさん作っても省スペースで収納することができます。これも生活をする上では欠かせないポイントです。

 

4.調味料として使いやすい

めんつゆは麺を食べるときだけでなく、丼ものの割下であったり、料理の下味であったりといったところに使える万能調味料としても便利です。そんな調味料として使う際には薄めずにそのまま使うと味の濃さが丁度良いです。ストレートだと料理に使っちゃうとどうしても水っぽくなっちゃうし。

 

 

いかがでしょうか。2倍濃縮のめんつゆの魅力、お分かりいただけたでしょうか?もちろん、もっともっと塩分濃度を濃くして3倍濃縮を作ることもできますが、そうすると今度は出汁感が弱くなってしまいます。市販品では4倍とかかなり希釈できるタイプもありますが、手作りではあそこまでやることはできません。天然の無添加手作りで最高に美味しい味と風味を生かせるのは2倍濃縮に限るのです。

ぜひ、この夏、手作りめんつゆやってみませんか?

1〜2時間もあれば簡単に出来てしまいます。それで一夏ハッピーになりますよ!

あつい夏本番中は台所に立ちたくないから、いまやっておきましょう!

そして、そして!

この動画を見て、このめっちゃこだわった出汁ブレンドでめんつゆを作ってみたいと思った方には、だし素材の通信販売もしています!

よかったら、みてみてくださいね!

絶品めんつゆが自分で作れます!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://www.milsule.com/promotion_content/men2you/

-だしについて, 丁寧に暮らす

執筆者:

関連記事

【だしとりレポート】うつぼ節

さて、前回記事よりスタートした作り手物語を終えて、今度は実際にうつぼ節を使ってお料理に実践してみて味わいを確かめてみます。今回は泉源の和田さんおすすめの「チゲ」と「とろろご飯」の2品を作って見ようと思 …

【男の料理】煮干しメシを炊こう

みなさん、男の料理というと、どんなイメージをお持ちですか? おそらく、「簡単」「豪快」「適当」なんていうのが大体のイメージなんじゃないでしょうか。 チャーハンを強火でジャジャジャって炒める、みたいなの …

タレとつゆの境界はどこにあるのか

「めんつゆ」と言うが「めんタレ」とは言わない、 「うなぎのタレ」と言うが「うなぎのつゆ」とは言わない。 タレとつゆの境界線はどこにあるのだろうか、考えてみようと思う。   まず安易に思いつく …

そばつゆを仕込む(だし編) 〜大晦日に向けて

師走で忙しくしていて、ひさしぶりの記事アップです。   さて、今回は以前仕込んで熟成させた「かえし」に出汁を加えて、そばつゆにしていきます。 ざるそば用の辛汁です。このつゆは、「かえし」と「 …

【作り手物語】うつぼ節 〜泉源〜

新しい連載シリーズをスタートします。題して【作り手物語】。全国で良質な食品や素材を作っている生産者に取材をして、その誕生秘話から想いや情熱まで、「だしと発酵、暮らしとデザイン」が掘り下げて取材していく …

だしと発酵、暮らしに関するヒントをデザインの視点を交えてお届けします。

2024年9月
« 1月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30